グローバル社会の台頭が叫ばれる中、多くの職場で英語の能力が必要となってきました。
もちろん、全ての企業に当てはまるわけではありませんが、徐々にニーズが拡大しているのは事実です。
一口に英語が話せるといっても、スキルやレベルによっては雲泥の差が生じるといっても良いかもしれません。
ビジネスの現場であることを考えれば、最低でも日常会話レベルの実力は必要といえるでしょう。
身振り手振りやジェスチャーなどでようやく相手に伝わるようでは、職場の戦力としては不十分です。
ネットワーク環境の充実などを理由に、海外マーケット戦略などの重要性が増していることから、入社後の英語力強化に努める企業も少なくありません。

日常会話レベルからビジネスレベル、ネイティブとスキルやレベルが上がることで、こなせる職種も増えることになります。
通関士やシステムエンジニア、ツアーコンダクターなどは日常会話レベルで話すことができるのなら通用しますが、貿易事務やホテルマン、商社勤務であればビジネスレベルは必要となります。
また、メディカルライターや通訳案内士を目指すならネイティブレベルまで実力を引き上げなければいけません。
子どもの頃から英語圏での生活経験があるなどの特別の場合を除けば、ネイティブレベルにまで達するのは至難の業です。
だからこそ、就職や転職をする時には大きな優位性を持つことができます。
カナダやオーストラリア、フィリピンなどへの留学が人気を集める状況は続くことになりそうです。